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日刊工業新聞 記事掲載 [PVD皮膜装置を増設] [コンプレッサー加工用] [低温処理で需要拡大] 東研サーモテック(大阪市東住吉区、川嵜修社長)は、物理気相 成長(PVD)皮膜コーティング事業の需要増に対応し、今秋、PVD コーティング装置を1基増設する。独自の低温PVD処理技術は耐磨耗 性が高く、コストパフォーマンスにも優れることから、コンプレッサー の主要部品加工用に大量採用された。同社では01年末に2装置を増設 5装置としたばかりだが、新たに6装置体制とする。 新装置はオランダのハウザー社製で、PVD専用の巽工場(大阪市 生野区)に設置する。装置が稼動する02年10月からは同事業の 売り上げを現在の40%増の月間5,000万円に高める。 エアコンの冷媒がオゾンを破壊しない代替フロンに変わった結果、代替 フロンは粘りがあり潤滑性が悪いため、負荷のかかるコンプレッサーの コーティングをいう新たな需要が生まれた。 同社の低温PVD処理技術は従来比2分の1の200℃以下での 処理を可能にした。低温処理の課題だった残留水分や皮膜の内部 応力などの密着性阻害要因を、界面の活性化や皮膜構造の再 構築で除去し、60ニュートン以上の強度を実現した。 低温処理が可能となったことで、同社では汎用鋼の母材が使え、 材料や熱処理の低コスト化など、トータルで大幅なコスト削減に なるとしている。 (2002.06.27付より抜粋)
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