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日刊工業新聞 記事掲載 [PVD専用工場新設] [来年度受注50%増見込む] [蘭社製など2装置] 東研サーモテック(大阪市東住吉区桑津5の22の3、川嵜修社長) は、物理気相成長(PVD)皮膜コーティング事業の需要、拡大に 対応して生産体制を増強する。PVD専用工場を新設したうえ、 新たに2装置を増設し、5装置体制を敷いた。独自の低温PVD 処理技術がトータルコストを最大50%低減できることから、 自動車や家電などの量産部品の皮膜向けにすそ野を広げており、 この勢いにのって2002年度は現在の約50%増の受注を見込む。 東研サーモテックの専用工場は巽工場(大阪市生野区)の敷地 内に建設し、3階建てで延べ床面積約550平方メートルの規模。 オランダのハウザー社製など2装置を増設し、5装置体制に拡充した。 建物、装置を含めた投資額は約4億円。独自開発した低温PVD 技術は、従来の約2分の1の200℃以下の低温部応力などの 密着性阻害要因を界面の活性化や皮膜構造の再構築で除去し、 60ニュートン以上の強度を実現した。 低温処理が可能になったことで、肌焼き鋼などの汎用鋼の母材が 使えることになり、従来の切削・真空熱処理工程も冷間鍛造・浸炭 熱処理工程に置き換えられ、トータルコストの大幅削減に結びつけた。 低温PVD処理事業は 現在年間約3,500万円で推移しており、 増強体制が軌道に乗る03年初頭からは5,000万円に高める。 (2001.12.03付より抜粋)
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