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オーステンパーとは… オーステンパ(austemper)とは、Ar‘とAr“点間の熱浴 (ソルトや金属浴etc)に焼入れして、過冷オーステナイトが 変態完了するまで、等温保持する焼入法で、得られる組織は ベイナイトである。この為、オーステンパはベイナイト焼入れ (bainite quench)ともいわれている。Ar‘点に近いオーステンパ によっては、軟らかい上部ベイナイト、Ar“点近くでは、硬い 下部ベイナイトが得られる。熱浴に焼入れしただけで、通常の 焼入れ・焼戻しと同様な結果が得られる為に、オーステナイトの 直接焼戻し、austenite+temper,すたわちaustemperと言われて いる。したがって、オーステンパしたものは、一般的に焼戻し する必要がなく、そのまま使用するのが普通である。 オーステンパーの図解(等温変態図とベイナイト組織)
試供材は、Φ4.6×18.6L、0.78%C鋼 表1は「オーステンパと焼入焼戻しの比較」を表している。オーステンパによれば、焼入れ焼戻しのものよりも伸び、絞り、衝撃値などが大で、靭性(じんせい)に富むものが得られる。また、焼割れ、焼入れ歪みを少なくする事ができる。オーステンパは、HRC45~50で、靭性を要求されるものに適用すると効果的である。合金鋼よりもむしろ炭素鋼によいと 言われている。 オーステンパーの留意点
弊社 オーステンパー処理 設備比較表
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